初代プレステ
寒さは和らいで日は長くなった、夕方5時でもまだ明るいのが嬉しい。
今年は今シーズンは暖冬傾向とずっと言われていて、その通りの冬だったけど寒波が来て寒い日もそれなりにあったので冬を越した実感があります。
そんな春近しのマジカルファニチャーの店内のオーディオに新しく初代プレイステーションを追加しました、CDプレーヤーとして、です。
私はダウンロードで曲を買うこともありますが、今でもCDを買っています。
CDを買って、CDプレーヤーで再生して、聴く、そういう音楽鑑賞をいまでもしています。
そのCDをパソコンに取り込んでiPodに入れて持ち運んでいます。
サブスクは便利そうだけど、定額でお金を払うほど聞き流すこともないし、聞き流すのはラジオで十分。
それにミュージシャンが作ったアルバムという世界観を聞いてみたいといのもある。
まぁ単に新しい時代にアジャストできていない時代錯誤なだけかもしれませんけどね。
とにかくCDをCDプレーヤーで聴いているのでオーディオにもそれなりにこだわりたい。
でもなん十万円も高級オーディオを揃えるほど予算はないのでハードオフで2万円ほどの機材を探してセッティングしました。
そういうセットを店内に置いているとオーディオ好きに情報をいただくこともある、その中で興味を惹かれたのが「初代プレステはCDプレーヤーとしても優秀」ということでした。
90年代半ばにソニーが発売したゲーム機で今では五代目まで出ています。
当時のソニーは技術をこのゲーム機に注ぎ込んで完成させたようで、価格に見合わないCDの読み取りのパーツが使われていたそうです。
インスタでは海外のオーディオ好きがプレステを大きなアンプに繋いで立派なスピーカーから音楽を流している動画を見ることができます。
初めてその動画を見たときは「嘘やろ!?」と思い、そのすぐ後に「これやってみたい」と思いました。
便利な世の中になったもので、ハードオフのネットモールで程度のいいプレステはすぐに見つかりました、お値段は¥4,000-。
リモコンはアマゾンで見つかりました、お値段は¥1,500-。
この価格で音質のいいCDプレーヤーが手に入るのだからコスパは抜群にいいと言えます。
届いて箱を開けてプレステを持った感覚は「こんなにチープだったのか、良い」でした。
で、実際にアンプに繋いでプレステを起動、ポチっと大きく押し込むボタンの感覚が懐かしい。
蓋を開けてCDをセット、初めてCDというものを緊張しながら持った小学生の記憶が蘇る。
そして再生、見事にスピーカーから音楽が流れてきました。
正直いうと音質はわかりません。
スピーカーでの音の差というのはわかりますが、再生機での音の差は素人には判別は難しい。
でも、初代プレステで音楽を聴くのは、その佇まい、所作は愛おしさを感じるほど哀愁がありました。
サブスクでワイヤレスイヤホンで気軽に音楽を聴ける時代で、スピーカーの前に座りCDを聴くのですからこれくらい懐かしさに舵をとるのもいいなと、アンプの横に並んでいるプレステを見てしみじみ思いました。
ご興味あればぜひ初代プレステをCDプレーヤーとして使うことも検討してみてください。
世代の方はいろいろ思い出すし、佇まいも可愛いですよ。