今年の秋はやたらと訃報が多く感じています。
もんた、バクチク櫻井、谷村新司、みんな作業中に聞いているラジオ局ではおなじみのミュージシャンでした。
そして昨日KANさんの訃報まで。

特にKANさんはお馴染みの人で、私が家具を始めた頃に番組が始まって毎週土曜日に声を聞いていました。
ライブにも一度行きました。
「愛は勝つ」の人、くらいの認識だったのがいろんな曲がラジオから流れてきて、その曲を作った経緯なんかも詳しく話してくれて、他にもいい曲がたくさんあるなと気づきました。
いつもふざけた感じの受け答えで楽しい人で、他のミュージシャンからも慕われているんだなというのが伝わっていました。
曲の作り方も「ミスチルっぽい曲が作りたい」「ダリル・ホール&ジョン・オーツっぽい曲が作りたい」「長渕剛っぽい曲が作りたい」と言って曲を流していて、聞いてみるとまさにそんな感じで、その変幻自在っぷりは音楽に詳しくないとできないよなと思っていました。
ここ５年くらいは「中田ヤスタカっぽい曲」といって作っていた「ブログ」という曲は流石だなと感心しました、本当に音楽を楽しんでいる人でした。
そんな中でもピアノマンであるKANさんの本気が感じれる「songwriter」や「エキストラ」は名曲だと思っています。

音楽で自分が楽しんで、お客さんも楽しませることに真面目にふざけて真摯に向き合っていたエンターテイナーでした。

KANさん楽しい時間をありがとうございました、またたまに曲を聞いて楽しませてもらいます。