街にとっての花屋さん
1月の末ごろに相談をいただいて進めていた花屋さんの工事が終わって、家具も全て設置が完了して先日引き渡すことができました。
そしてすぐにオープンしていました。
花屋が1年で1番忙しい母の日までに、施主さんからはそう言われていたので間に合いました。
いい花屋さんが住宅街にできました。
今回は施主さんからこんな感じの店にしたいというイメージは聞いていましたが、基本的にはお任せしていただきました。
店の特徴としてはメープル無垢材と白い壁、角がアールです。
別に大した特徴でもないように思いますが、実は花屋さんでこの感じは珍しい。
住宅街に馴染む優しい雰囲気の花屋さんを作ることができました。
主に使った木材はメープル、僕らが使う木の中で1番白い木です。
金具にはマジカルファニチャーのオリジナルで作っている真鍮のものを使いました。
今回はドアも凝らせてもらって、シンプルなカマチの枠に少しだけ装飾を加えて、取手はラタン巻きにして一輪挿しも一緒にらtんを巻いて固定しています。
ドアを開けようと取手を握ると目線には花、花屋らしいドアを作れたと思います。
お店の外から向かって右側の窓はもとからある窓ですが、室内側に天板を取り付けてショーケースに見立てました。
オーナーがアレンジした花を街の人にアピールするステージです。
花のアレンジをお願いしたいなと思いつつ、自分が求めるようなアレンジをしてくれるのかがわからないこともありますが、このショーケースはお客さんとのマッチングにも一役買ってくれると期待しています。
マジカルファニチャーの店内では創業当初から花を飾るようにしています。
アレンジとかは考えずに花屋で数本選んで買って花瓶にドボンとつけているだけですが、大切にしていることです。
花って結構高い、冬は長持ちするけど夏は1週間持たなかったりする。
それでも生の花が店内にあると雰囲気が全然違う、文字通り華やかになる。
それは街にとっての花屋さんも同じで、街を華やかにする存在だと思います。
まだスタートしたばかりの花屋さんですが、長く親しまれるお店になってほしいですね。
マジカルファニチャーは家具屋ですが店舗内装の依頼も喜んで!
家具屋ならではの提案をいたします。