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ホームブログいい街 - Magical Furniture
2023.05.13

いい街


ゴールデンウィークが過ぎ去って、日常が戻って1週間。
次の祝日は海の日までお預けで、子供の頃はこの時期が長くて嫌だったなぁ、と思い出します。

マジカルファニチャー2号店の物件を探している時に物件情報をいろいろ探したり、不動産屋さんに聞きに行ったりしていて思ったことがあって、それは駅近のテナントは高い、という至極当たり前のことでした。
駅が近くて手頃な広さの物件だと、例えば阪急六甲から徒歩4分広さは40m2だと家賃で20万円、とか。
大体が坪単価2万円くらいはする。
もうちょっと広いと40万円とかの家賃になって、個人経営の商売だと無理な家賃になる。
借りれるのは学習塾とか歯医者とか、そういう商売だけだろう。

自宅のある阪急岡本の駅前の通りも強気の家賃設定で、「この辺りは家賃が高くて無理」という印象しか無くなっていた。

で、そんな駅前の風景を見るとほとんどが「学習塾」「不動産屋」「整体」「歯医者」たまに「美容室」というありきたりな風景だと気付きました。
神戸の駅前のあるあるな光景というわけです。
これって楽しくない。
住んでいる人も楽しくないから、訪れる人もいない。
そんな街の未来は想像がつく。
シャッター街の誕生というのが行く末だろう。

高い家賃で借りてもらえた方が貸主としては儲かるのでいいに決まっているというのは理解できるけど、「街をおもしろくしたい」という意識はないもんだろうかと思う。
お菓子屋、花屋、古着屋、パン屋、雑貨屋、そんな個性的で魅力あるお店の間を歩いて生活することにわくわくしたいと、街のテナントオーナーが思って、若いスモールビジネスをしたいという方にチャンスを与える。
そうなったらいいのになと、コンビニとコンビニの間の道を歩いて考えた。

いい街の「いい」は日常の生活を取り巻くお買い物に詰まっているように思う。
2号店はいい街だなと思ってもらえるようなお店にしたい。