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ホームブログ「ありがと」がかっこよかった。 - Magical Furniture
2023.01.12

「ありがと」がかっこよかった。


高橋幸宏さんが亡くなりました、70歳。
YMOのドラマーでライディーンの作曲者、「教授は天才、細野さんは奇才、僕は凡才でバチ取り、ドラマーだから」と言ってたそうな。
僕はPUPAのライブで何度か高橋幸宏さんが演奏する姿を見たことがあります。
マルチプレイヤーなのでドラム以外の楽器も演奏していましたが、ドラムを叩くと「おぉー」っと視線を惹きつける華がありました。
それと曲が終わってすぐに言う「ありがと」がかっこよかった。

なんだか最近はみんな90くらいまで生きれるって思っているような雰囲気を感じます。
今の医療でなら大きな病気がなければ老衰で80歳で死ぬってことはないのかもしれませんが、僕は自分は80歳まで生きれない自信がある、と思っています。
根拠はありませんが、自分のろうそくの長さは80までないような気がしています。
なのでこの春に38歳になる僕は人生を折り返して後半戦に突入しています。
もっと若い頃は何か世に残る家具のひとつくらいは作りたいとか思っていましたが、いまではそんな意気込みも薄れてしまって、自分が生きている間に作ったものを人生と同じくらい長く使ってもらって、捨てられて土に還ればそれがいい、と思うようになりました。
循環していたいというか、、、。
希望は散骨なので自分も地球に還りたいと思っています。
諸行無常、それでいいです。
でもゴミ捨て場でマジファニのロゴを見て「お、マジカルじゃん」とか言って拾ってくれたら最高ですね。

高橋幸宏さんが作った曲や演奏した曲はおそらくずっと残るでしょう。
サブスクの時代、100年後に遠い国でリバイバルヒットなんてこともあるかもしれません。
そこが音楽の素敵なところです。
持っているPUPAのCDを聴くときには思い出します。
素敵なミュージックをありがとうございました。