直してでも使い続けたい
暑い暑い夏も後半戦。
フジファブリックの若者のすべてがラジオからよく流れています、もう少ししたら森山直太朗の夏の終わりですね。
夕方以降は涼しい日もあってホッとします。
先週は家具の引き取りで六甲山の上まで行きました。
標高でいえば700mくらいのところで、風は爽やかで木陰は快適な気温でした。
少し待ち時間があったので木陰のベンチに寝転がってうたたねなんてしてしまいましたね。
下界ではとてもそんな気分になれない暑さなので、久しぶりにのんびり風景を眺めたように思います。
六甲山は神戸の人にとっては身近な遊び場で心の風景でもあると思います。
で、その六甲山に何をしに行っていたかというと家具の引き取りなんですが、古い痛んだ家具を直してほしいという依頼です。
六甲山上には別荘や保養所がたくさんあるんですが、今回のお客さんは親の代から別荘を引き継いだ方でした。
手入れがされずしばらく放置されていた建物は傷んでしまって中の家具の保存状態も悪くてカビが生えていたり、一部が腐っていたりとハードな状態です。
それでも捨てずに直して使いたい、そこまで思える家具はなかなかないと思います。
家具のガタつきや部分破損なんかはマジカルファニチャーで対応できますが、ここまでのものになると洗浄業者や塗装屋なんかも絡んでのチーム作業になります。
直してみせましょう。
直してでも使い続けたいと思える家具作りは僕の初心でもあります。
家具修理は「できます」と大々的には謳っていませんが、しています。
ただできないことも多いし、見積もりも簡単にはできないのですが、まずは写真を送ってもらって状態をヒアリングから対応いたします。