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2021.11.21

そんなドア枠。


秋も深まり、落葉樹の葉が色づいて角度の浅い弱い太陽の光を浴びてきらめいています。
桜は1年に2度綺麗、好きな季節です。
寒暖差アレルギーでくしゃみが出るのが辛いですが、特に昨今のウィルスを取り巻く環境では。

さて依頼をいただいている家具の製作(お待たせしている期間が長くて申し訳ない)と並行して、自宅の中古マンションのリノベーション工事も進んでいます。
施主支給の部材も必要な段階に来ていて、ドア枠、床の見切り、窓枠、笠木、などを加工して取り付けてくれる大工さんに渡しています。
多くの場合は建材メーカーの用意している既製品か、集成材を寸法に切って塗装するかだと思いますが、この辺りのディテールや質感が空間の雰囲気に意外に大きい影響を与えています。
凝った家という印象はこの辺りの部材で決まる、とは大げさではないと思います。
既製品に比べてもちろん予算はかかりますが(家全体でプラス10万円くらいかな)拘る価値はあるでしょう。

で、そんなドア枠。
設計士や施主にもいろんな意見がありますが、大きく分けて2つの方向性だと思います。
目立つドア枠、or、目立たないドア枠、です。
もちろんドアとセットのものなので、どの場所のドアか、というのは重要です。
トイレのドアとリビングのドアでは役割が違いますからね。
仮にトイレのドアだとして、どうしたいか?
僕はしっかりとした存在感のあるドア枠にしました。
ここにドアがある、空間を分けている、という存在感が好きですし、ドア枠をくぐる感じも好きです。
アアルト自邸の2階のドア枠なんて最高に好みです。(写真4枚目2019年撮影、今回は採用しなかったけど)

ドアをどうするかとセットの話ですが、ぜひドア枠にもスポットを当てて考えてみてください。
改装中の自宅マンションではドア枠は寝室2箇所、ウォークインクローゼット2箇所、トイレ1箇所、脱衣所(引き戸)1箇所、計6箇所です。
寝室2箇所は角をトメにして、少し内側に角度をつけて、額縁のような少し凝ったドア枠にしました。
他はニヤトー無垢材で質感はいいですが、意匠はシンプルな3方枠です。
先日取り付けられたドア枠を潜りましたが、いい感じです。

枠でこんなに書いて肝心のドアは影もないのは辛いところ、、、。
さぁ、ドアも作らないと。