少し前、フィンランドから小包が届きました。
フィンランドの旅行会社『my suomi』にクラウドファンディングで支援していたリターンのノートです。
小包に印刷されているフィンランド語、postiという郵便局の文字、遠くから届いた記しのようなやれた封筒、いいですね。
これだけでも旅情を掻き立ててきます。
コロナ騒動が始まって１年半、まだまだ海外旅行は遠そうです、一体いつになったらいけるのか、、。
凡人の僕にとって海外旅行で見たものは製作の大きなヒントになっていて、インプットのない日々は何かを消耗しているような気がします。
いつか枯渇しそう、何かが、ですが。

学生の時は時間はあったけど、金銭的な理由でヨーロッパはとても遠い場所でした。
家具の仕事を始めてからは時間もないしお金もないしでヨーロッパは異次元の世界のように行けない場所でした。
独立してお金を貯めて、時間の都合をつけて、なんとか行けるようになると旅行が楽しくて仕方がありませんでした。
写真で見た建物、風景がまさに目の前に広がって、知らない言葉が飛び交っていて、風が感じさせてくれる開放感にはまりました。
このために休まず仕事も頑張れていた、は決して言い過ぎではないと思います。

今ワクチンの話題がメディアで盛んに取り立たせれていますが、僕は早く打ちたい派です。
ヨーロッパのあの空気が吸えるなら、憧れの建物の空間に身を置けるなら、少々のリスクは些細な問題です。
家具仲間で行っている研修旅行は３年に一回で、前回は2019年なので、行くなら来年の話なわけです。
行けるかなぁ海外、行きたいなぁ海外。

思い出の写真を引っ張り出して貼り付けておきます。