根本にあるもの
大変な日が続いていますね。
いつもの今頃はプロ野球のニュースやエンゼルスの大谷くんの活躍を見るのを楽しみに1日仕事をしていたのですが、たいくつですね。
そんなことを言っていても仕方ないので、できることをしてカラ元気で頑張るしかない。
ここ数ヶ月で考えさせられたことがいくつかあります。
今年は数年後にはリモートワーク元年みたいに呼ばれる年になりそうですね。
それまでテレワークや在宅勤務など、欧米に比べて日本は遅れていると言われ続けてきました。
「なんで会社に行くの?仕事なんてネットとPCがあればどこでもできる。」
と聞くことも少なくなかったように思います。
今回のコロナの一件で在宅勤務が増えて問題なく日々の業務をこなせている人も多いでしょう。
「なんだ全然問題ないじゃない」
という声の一方で、やはり出勤しないといけない職種も浮き彫りになったように思いますし、在宅勤務は向いてないということを感じた人もいるでしょう。
試してみるという意味では絶好の機会になったわけですね。
自分に合った働き方を選べるようになればいい。
あと都市部での商売は人の流れがあって、成り立っていたんだなとも思います。
働いて、ご飯を食べて、お酒を飲んで、話をしてという人々の営みがあってこその街の健全な姿なんだと思いました。
SNSで繋がっていて一人じゃないなんて思っていても、やっぱり合って話ができないとたいくつですね。
緊急事態宣言が出て外出自粛が叫ばれていても、友人同士でランニングをする学生、数少ない開いている居酒屋で飲んでいる人、グループでウォーキングをしているおばちゃん、などなど、それでも人と会いたい話したいという人間の根本にあるものを垣間見た気がします。
技術は進歩しても人間は進歩しない。
デジタルでの繋がりだけじゃたいくつで、やっぱり物理的にコミュニケーションをとりたい。
このことをこのひと月で思いました。
このコロナ騒動の後はどんな世の中になるのかはわかりませんが、東日本の震災の時のように何か価値観は変わってそうです。
コロナ前と同じとはならないんじゃないかなと思います。
それは働き方なのか、お金の使い方なのか、暮らし方なのか、時間の価値なのか、小さい家具屋ですが経営している身としては注意深く見ときたいです。
追記:
緊急事態キャンペーンは継続中です。家具が15%offです。気になる方前回のブログを見てください。