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2019.09.23

木工屋にとって特別な家具


久しぶりにオリジナルの椅子『トータスチェア』を作っていました。
約1年半ぶりです。
世の中には椅子がたくさんあります。
名作と呼ばれる巨匠デザインの高価なものから、4千円ほどで買える安価なものまで様々です。
インテリアが好きな人は名作椅子に手を伸ばしますし、興味のない人だと手頃な値段のデザインも悪くないものを選びます。
無数のニーズに応えることが、世に流通している椅子には応えることができているので、特にブランド力があるわけでもなければ安くもない、僕らのような超小規模家具屋の椅子が売れることは稀です。
そんな現状でもコンスタントに椅子を製作している家具屋もいるので、「すごいなぁ」とシンプルに思います。

そんな椅子の注文を、ずいぶん久しぶりにいただきました。
数多ある椅子の中からマジカルファニチャーの椅子を選んでいただいたことはとても光栄に思い嬉しいです。
椅子は作るのが大変な家具です。
人が身を預けるわけですから、他の家具よりも強度面に注意します。
あと製作工程の多さや加工の細かさなど、多くの手間がかかります。
すごい手間のかかる椅子の製作ですが、それでも椅子を作っているのは、なんというか家具屋としてのプライドみたいなものがあります。
椅子から家具に興味を持ったということもあるし、自信を持って人前に出せるオリジナルの椅子があることが誇りというか、、とにかく椅子は木工屋にとって特別な家具です。

1年半ぶりのトータスチェアの製作は忘れていることも多く大変でしたが、それでも組み上がって試しに座ってみた時の達成感は格別です。