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2019.09.17

オーダー家具屋の立ち位置


これこそ僕らみたいな小規模オーダー家具屋の存在意義かなと思える製作をしました。
同じお客さんで、テーブルとスツールです。

テーブルは脚のみマジカルファニチャーで用意しました。
天板はお客さんがもともと使っていたメーカー品のテーブルの天板です。
ウレタンでこってりとダークブラウンに塗られていたのですが、素地のオークが出てくるまで塗装を剥ぎました。
昔(そこまで古くない30年くらい)の家具までは良質のオーク材が使われていることがよくあります。
メーカーはクレームの原因になる色や木目の差を目立たなくするためにダークブラウンなどで厚く塗装していました。
だから塗装を剥ぐと綺麗な木が出てくることがほとんどです。
一概には言えませんが、、。

そうして綺麗な木目が出てきた天板にアイアン脚を合わせると、印象がまるで変わって生まれ変わります。
無垢材で作られたテーブルはこういうことができる。
資源である良質な木材をまた何十年と使うことができます。

もう一つのスツールは新しく作りました。
玄関にスツールを置きたいと考える人は多いと思いますが、スペースの問題でぴったりのものが見つからない代名詞的な家具が玄関に置くスツールだと思います。
今回はスペースを有効に使えるように玄関の段差をまたぐように置くことができるスツールを提案しました。
これによって当初予定していたより30cmほど幅を増やすことができました。
30cmのおかげで立ち上がるときに手をつけるようになります。
この差は意外に大きい。

今回の2件の家具製作はオーダー家具屋ならではの仕事かなと思います。
物が溢れているなかで、オーダー家具屋の立ち位置を再確認できた製作でした。
ありがとうございました。