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2019.04.02

当たりの材料


久しぶりにテーブルを作っています。
ホワイトオーク無垢材をホゾ組みして作るという家具作りの王道のようなテーブルで、あまり難しいことを考えずに目の前の加工に集中すればいいのでリラックス効果が高いです。
海沿いの平坦な道を少し追い風で自転車を走らせるイメージ。
今回のホワイトオークは目が細かくて色味もクセがなくてナラ材のように綺麗です。
削っていても素直で暴れることもなく思い通りに作業ができて気持ちいい。
年々材料の質のばらつきが大きくなっている昨今では当たりの材料だと言えます。

そういえば、木を扱う仕事をしているとお客さんからたまに聞かれるのが
「この木は国産ですか?」
という質問です。
思うに、この質問には「木にこだわってる手作り家具なんだから国産のいい材料を使っているんだろう」という期待が含まれているように感じます。
なので僕が「いえ、アメリカの木です」と答えると、少し残念そうな顔をします。
国産材の方が、輸入材より優れているという認識の人が多いのかもしれないですね。
made in chinaの加工品に「粗悪なもの」というイメージがついてしまっているのが、木にもついているのは残念なことです。
そもそも中国に粗悪なものを作らせているのは一部の先進国の大きな企業ですが、、。
木のような天然素材の良し悪しは判断が難しいところですが、個人的には同じ地球の大地から生えている木なので質に差はないと思っています。
oneworldという言い方は少し臭いですけど、世界中に物も人も動く時代に国産材の優位性はあるのか、僕には分かりません。
ただ違法伐採がまかり通っている世知辛い業界の中で、古くから広葉樹の生産管理をしているアメリカ産は信頼できます。
マジカルファニチャーでは国産材にこだわることはないですが、安心して口に入れる食べ物と同じように、出所がわかる安心できる木を使おうと思います。
少々高くても。