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2019.03.24
L字型の鉄枠と鉄扉
リノベーションされた玄関とリビングを区切るL字型の鉄枠と鉄扉を据え付けました。
僕は鉄加工ができないので、デザインだけして専門の方に製作してもらいました。
大きなガラスが抜け感があって気持ちいいですね。
扉には特徴的な三角形の部材が付いています。
これはアアルトへのオマージです。
この三角形が補強も意匠も、取っ手としての機能も果たしているという脱帽してしまうアイデアです。
初めて目にした時は「はぁ〜」と脱帽してました。
いくつもの課題をこの三角形ひとつで解決しているのが凡人の僕には驚きで、憧れがこみ上げてきてましたね。
取っ手にはオークの丸棒にラタンを巻いたものを選びました。
これは古い手法ですが、握り心地がいいし、硬い印象の鉄扉に少しだけ柔らかい有機的な印象にさせる隠し味かなと思ってます。
ドア作りを始めてからいくつか製作していますが、なんとなく方向性のブレ幅が納まってきたように思います。
建具屋さんでもなくて、クラシックなスタイルのドアを作るでもなく、マジカルファニチャーなりのドア作りの方向性ってやつです。
ドアも作ります、宜しくお願いします。