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2019.01.06

飾り棚という馴染みのない家具


年が明けて1週間も経つと近所のお店も営業を始めて、日常の風景が戻ってきました。
今年のお正月はそこまで冷え込むこともなくて天気も良くて良いお正月でした。
熊本で起きた地震には驚きましたが、、。

さて、つい先日に『ててて見本市2019』に持っていく飾り棚の撮影を1日かけてしました。
マジカルファニチャーのオリジナル家具を持っていくのではなくて、新しく『Become a place』という飾り棚のラインを作っていて、その棚を持っていきます。
僕は子供の頃からほんのりと収集癖があって、手元にものとして置いておきたい人でした。
昔はガンプラ(今もガンダムは好きですが)や漫画を小さな自分のスペースに飾っていました。
今は作家さんの作品や植物や装丁の綺麗な本やジャケットのかっこいいCDなどを溜め込んでいます。
そんな自分の好きなものを飾る場所があったほうが生活が楽しいよな、そう思っていました。
飾り棚をやろうと思った決定的なことは2年前のノルウェー旅行の時にアンティーク屋さんで見かけた変な壁掛けの棚でした。
それは細くて薄くて軽い、華奢な作りで頼りないけど壁にかけると重さでちょっとしたものを置くには十分に安定する棚でした。
なるほどな、こういう小さな場所があるっていいな、床の間みたいで。
そう思って少しずつアイテムを増やしていました。
日本の賃貸住宅でも大丈夫なように、画鋲程度の穴でも大丈夫なようにも考えました。

でも、なかなかショップに置いているだけでは認知されない。
そもそもが飾り棚という馴染みのない家具だから売れないのも理解できる。
そこで初めて合同展示会に出すことを決めました。
多くの人に見てもらえれば、気に入ってくれる人もいるはず、と期待してます。

新しい挑戦というのはエネルギーが必要ですが、楽しいですね。
いまは東京でどういう意見が聞けるのかが楽しみです。

展示会まであとひと月、準備を進めます。
家具の製作をしながらですけどね。