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2018.05.13

自分なりの方法


額縁をたくさん作りました。
30こ。

大きな板を切って、削って額縁の形にしていきます。
丸太から仏像の形に削り出す仏師のように、というと大げさですが、近いものはあります。

額縁を作る、という木工入門のような製作物ですが、ふと「昔より早く綺麗に作れるようになったな」と思ってしまいました。
思ってもいいと思いますが。

家具を始めた頃は、教科書どおりに順を追って加工していました。
でも、それでは上手くいかないな、と感じていて、自分なりの方法を探るようになりました。
工程が増えた部分もあるし、省いた部分もある。
こうやって技術が精査されて蓄積されていくんだなと、嬉しくなります。
木工をしていて楽しいとかは正直あまりないのですが、こういう「上手くなっていく自分」に気付いた時が楽しいです。

そんなことを考えて額縁を作りました。

手押しで板の2面を出す。

仕上がり寸法の+2mmで昇降盤で切り出す。(材の反り具合によって変わる)

一晩置く。(時間に余裕があれば)

仕上がり寸法まで丁寧に削る。

面の斜め切りを仕上がり寸法+0.5mmで切る。

背板、アクリル盤の溝を切る。

よく切れる手押しで斜めに切った部分を丁寧に削る。(ここが重要)

あとは長さを切って、組んで、磨いて完成。