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2018.04.21

『編んで作る』


先日、作っていたトータスチェアを座面のペーパーコードを編んでくれるラタン職人さんのところに持って行きました。
自分で編んでいる家具屋も多いですが、仕事を回すってことは大切だと教えられたのもあって、僕は編んでもらってます。
人の工房を覗くのは楽しいですし、わざわざ行くのも悪くない。

なんせ2年ぶりに作ったトータスチェアで、マジカルファニチャーで編んでいる椅子はこれだけなので、2年ぶりにラタン巻き工房にお邪魔したのですが、面白かったですね。
2年経てば思考も多少は変化しているので、2年前には気に留めなかったものが目に止まる。

一番気になったのはロフトの荷物置き場に積み上げられていた籐のスツール。
少し前から銭湯なんかで見る籐の家具が、「ひょっとして、、機能的だし、かっこいいのではないか?」と思っていたから「見つけた」という感覚です。

手に取らせてもらい、説明を聞いて、座ってみても、やはり良い。
軽くて、座った時の「ギシッ」といって馴染む感じが懐かしくて新しい。
佇まいも民芸的な潔さを感じます。

『編んで作る』っていう手法もシンプルで、太古から世界中のどの地域の人類も駆使したことだと思う。
素材は様々ですが、どの国にも籠はありますからね。
ツタンカーメンの墓から出てきても不思議でないくらいの、普遍性をこのスツールから感じました。

籐の家具、考えてみようかな。