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2022.10.31
ロバート・キャパ展
秋らしい天気が続いています、が、夜は寒い。
学生の時の学園祭がちょうどこの時期で、この温度感が当時のことを思い出させます。
昼間はTシャツでうろうろしていても深夜は極寒だった京都の山奥の大学、上級生になると真冬の防寒具をカバンに詰めて学園祭に臨んでいました、懐かしい。
その学園祭が自分を家具の道に進ませた大きなきっかけでした、この話は長くなるのでまたの機会に。
先日息子と一緒に六甲アイランドにある幼児が無料で遊べる施設に出かけました。
当日予約をして、次の入場まで40分、息子は眠そう。
同じ施設内の美術館ではロバート・キャパ展がやっている。
名前は知っていたし、代表作も見たことがある。
大学の授業の写真史の授業で聞いたんだと思う。
チャンスではあるし、行くか。
とチケットを買って館内に入りました。
報道写真家のキャパ、彼が生きた時代は戦争の時代で、いろんな戦場の風景を撮っていて、緊迫した戦場、リラックスした野営地、そのリアルさに強く惹きつけられる写真ばかりでした。
目の強さ、音が見えるような写真は写真の強さを感じました。
報道写真というものはショッキングなものが多い。
ナショナルジオグラフィックなんか見ていても辛くなることの方が多い。
でも気になって見てしまう、そして覚えている。
写真というものはスゴイな、今回のキャパ展で、またしてもそう思った。
時間が来て施設で遊ぶ息子を見て平和であってほしいな、と平凡なことを考えていました。