他の人の本棚を見るのは楽しいですね。
自分にはの趣味や分野以外の本が並んでいると、普段本屋で手に取ることのない本でもパラパラと見てみたくなります。
その人の興味のあるジャンルや考え方も垣間見れて勝手に親近感も感じます。
古本屋の本棚も店主の好みが現れていて楽しいですね。

今回は特注の本棚を製作させていただきました。
文庫サイズやハードカバーの本が綺麗にたくさん並べることができるように上段の棚の奥行きを18cmにしました。
奥行きの浅い棚は本以外にも、お気に入りの小物を並べても綺麗に見える余白です。
下の段には大きな洋書を並べても余裕のあるサイズです。
天板までは高さが90cmと立ってちょっと物を置いたりするのにもいい高さにしました。
多くの家にある床と壁の境の巾木をちょうどかわして、天井までもいっぱいの高さにしているので、置き家具でも造作家具のような納まりです。

今回は設置場所と収納したいもののサイズからデザインを考えて行ったので自然と形はできあがりました。
濃いブラウンの色も存在感があって本を際立たせてくれそうです。