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ホームブログ町の散髪屋ならでは - Magical Furniture
2024.10.10

町の散髪屋ならでは


ようやく涼しくなって半袖で少し肌寒いという一番好きな季節になりました。
作業も快適にできるし、事務所での昼寝も快適にできます、寝過ぎ注意。

そんな秋の入り口に美容室の内装の相談をいただきまして準備を進めています。
自宅に併設する個人の美容室でプライベートサロンのようなとても小さな規模の美容室です。
小さいからこそ作り込んだお店に少ない予算でもできそうです。
家具屋が考えるお店なのでウッディーな柔らかい雰囲気の内装になりそうです。
素朴さ、というのも大切にしたいところ。

自分が幼少期に過ごした地域は西宮市ではあったけど北の端の田舎で、最寄りのバス停まで徒歩20分、最寄り駅まで自転車で40分、しかも無人駅。初めてコンビニができたのが13歳の頃、という郊外あるあるな町でした。
町には散髪屋は2軒あって、子供が行くような散髪屋は1軒だけでした。
だから町の子供はみんなそこに切りに行っていた、週末は2時間待ちとかもよくあって 待合ベンチでずっと漫画を読んで待っていた記憶があります。
そんなだからお店に来る子供はみんな常連でお店の人は子供の成長をずっとみていたわけですね。
町の散髪屋ならではだなと今では思います。

今回 相談を受けている美容室も同じような郊外の小さな美容室です。
幼稚園の子供が成人式の着付けをするようになるまで長く付き合える愛着のあるお店にできるように考えたいと思っています。
頑張ろう。