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2024.07.13

私たちなりの親子の関係


私ごとですが、、ただいま離婚協議中です。
で、ほんのりと話がまとまってきたのでおそらく今月中には離婚することになります。
マジカルファニチャーは10年続けてこれましたが結婚生活は5年で幕を下ろすことになりました。
離婚理由は一言で言えば性格の不一致でしょうか。
人生においての時間の感覚や大切にしているものの価値観が違って、日々の生活でのマイルールの差異の小さな積み重ねが生きづらさに繋がっていたんだと思います。
言い出された時はショックで数ヶ月は生きた心地がしなかった。
あんなに家事も育児も仕事も頑張っていたのに、なぜ、そんなことを考えていました。
でも別居生活を始めて朝に目が覚めて起きてカーテンと窓を開けて光と風を浴びて「気持ちいいな」と思えたのは発見でした。
結婚生活中はさせてもらえなかったことだったので久々の感覚で、自分も無理して我慢していたんだなと気づいたわけです。
そんな小さな気づきがいくつかあって離婚を受け入れようと思えました。

ただひとつの最大の気掛かりは息子のこと。
息子はいま2歳半で、離婚して会えなくなると息子の中で私の記憶はなくなることも大いにある。
つまり父親としての私は存在しなくなるかもしれない、そう思うととても悲しくて辛かったです。
生後0ヶ月の頃から毎晩3時間ごとにミルクを作りオムツを変えて夜泣き対応してました。
夜風に当たると落ち着くので夜泣きする息子を抱えて散歩もしてました。
離乳食も作ってどんどん食べれるものが増えて食欲も増す息子も見てきたし、寝返りができるようになって行動範囲が増えていく息子を追いかける日々も愛しい思い出です。
これからも小学校の入学式も見たいし卒業式も見たい。
どんなことに興味を持って進んでいくのかも見届けたい。
なので「息子の父親でいさせ続けてほしい」それが離婚という提案を飲むこちらの条件でした。
そしたら「息子から父親は奪わないし、父親から息子も奪わない」と面会交流の数と質を約束してくれたので「離婚しましょう」となりました。

そんな我が家の離婚話が出ている時に国会で共同親権が容認されました、実施はまだ少し先になりそうです。
喜ばしいことだと思っていたらニュースやSNSで反対する声をたくさん聞きました。
元夫から逃げたいのに逃げれなくなるのが恐怖だそうです、離婚理由は様々なのでそういう意見は理解できる。
でも会いたくても会わせてもらえないまま養育費だけ払い続けている元夫がいることもわかってほしい。
月一回の面会交流の約束を30分ファミレスで会うしかできないなんてことも聞きます。
会えたらいいというものではなくて、会う質も大切です。
特に小さい子供は1ヶ月見ないと別人かと思うくらい大きくなって できることも増えています。
それが成長で、成長の結果が見れたらいいのではなく過程と合わせて見れるのが子育ての喜びだと私は思っています。
北欧を例に見ると女性と男性の社会でのジェンダーギャップがなくなるほど離婚率は高くなっています。時間はかかるだろうけど今後は日本でも少しずつそうなることでしょう。
離婚後も親子の良好な関係が継続できるような仕組みになってほしいものです。

我が家の場合は矛盾しているような言い方ですが円満離婚です。
元夫婦はお互い息子のことで連絡はとっているし、いまは2週交代で息子はお互いの家で生活しています。
息子はいまも機嫌良く よく笑っています。
小学校に上がったら?どちらかに新しいパートナーができたら?遠くに引っ越すことになったら?など今後も課題は多いですが都度話し合って最適解を探していきたいと思っています。
息子が大きくなったら息子の意思も重要です。

今回の離婚騒動で少し前まではかなり落ち込んでいましたが今はだいぶ元気です。
息子にもしっかり会えているし、結婚生活の時にはなかった自由な時間も少しできたのでランニングを始めました。
来年の大阪マラソンでのサブ4を目指して今は身体作りをしています、銭湯にも行けるようになりました。
前例を聞かないことだし理解者も少ないけど私たちなりの親子の関係を模索して築いていきます。
今後ともよろしくお願いします。