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2022.06.13

ちまきを置く台


祇園祭の季節がきました。
この時期から約1ヶ月少しの間に細々小さい行事があってフィナーレの山鉾巡行があります。
そのあと完了の報告までの長いお祭りです。
日本各地津々浦々いろんなお祭りがありますが規模の大きなものだと期間も長い。
神楽やお囃子の練習まで含めると昔の人は1年の半分くらいはお祭りで生活していたんじゃないかと思います。
それほど大きな楽しい娯楽だったんでしょう。
今年の祇園祭は山鉾巡行があるらしいですね、3年ぶりだとか。
もともと疫病退散で始まった祇園祭が疫病で中止になっていた(鉾巡行以外の行事はひっそりおこなわれていたそうですね)というのは京都の人には歯がゆかったことと思います。

そんな祇園祭では各山鉾でちまきが売られています。
縁起物なので買って家の玄関に飾る人も多いでしょう、京都を歩いていると玄関の横の高いところにちまきがつけられているのをよく見ます。
ちまきを玄関の外に置くことで悪いものが家の中に入ってこないというもの、面白いことに世界各地で同じ考えで作られたものがありますね。
鈴だったりお面だったり、人種も文化も宗教も全く違うのに「家の中に悪いものを入れないために玄関のところに魔除けを置く」という思考が同じなのが興味深い。
少し前にそんなちまきを置く台を依頼があって製作しました。
薄いオークの板を細いピンで壁に固定して、ちまきを置きます。
住宅事情で玄関の外は難しくて、今回は玄関入ってすぐのところですがいい納まりになりました。

初詣とか旅行先で神社に行くとお札とかお守りとか買ってしまいがちですよね。
最近では神社でもかわいらしいデザインのものを売っていて、つい手に取ってしまう。
でもそれを家に持って帰ると置き場所が困る、ということがある。
ぞんざいには扱えないし、かといってばっちりな置き場所もない。
そんな時に神棚までいかなくても、ここなら気分がいいという置き場所があってもいいですね。

ちまきは毎年交換するもの、この場所で長くちまきを乗せ続けてくれたらいいですね。