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2020.06.22

ある種のロマン

 

前回のブログで書いた大きな天板を支える土台の部分を製作して、テーブルが完成しました。

テーブルという家具の場合はデザインの色をこの土台部分で出すことが多いと思います。

天板でも形とか、素材とか、縁の形状なんかはデザインしますが、大雑把に言うと平らな板なので、デザインの幅は土台部分に比べて小さいです。

そのデザインの幅が大きいのが土台部分です。

細く、少ない部材で作ると軽やかでスタイリッシュなテーブルになりますが、揺れたりひねったりと強度面での安心感に欠けることが多いです。

太く、部材を増やして作ると全く揺れない頑丈なテーブルになりますが、無骨になるのでデザインの好みは分かれる。

どちらがいいかの判断は結局はそれぞれの好みになるのでありませんが、テーブルのデザインは細くスタイリッシュか太く頑丈か、この間でせめぎあっています。

細くても頑丈になるように構造を考えて実現しているテーブルもありますけどね。

 

今回作った土台はベーシックな構造でした。

お客さんが昔からこういう大きなテーブルで食卓を囲むのに憧れがあったそうです。

ど真ん中に150kmのストレートを投げるような、ある種のロマンですよね。

実際にこの形はベーシックな形として何百年も使われている形なだけあって完成されています。

重い天板を乗せても揺れない頑丈なテーブルになりました。

ありがとうございました。