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2019.05.14

木と一緒に味わいが増す


オフィスのデスクを作っています。
天板にはリノリウムを貼りました。
縁には5mmのオークを貼って、角は少し丸くしています。
僕ら木工をしている人間は触らないシート状の素材なので、初めは上手に扱えなかったですが、だんだんと「こうしたらダメ」「こうしたらいい」というコツがわかってきました。

このリノリウムという素材については以前にも書いたように思いますが、実際に家具の素材として採用してもらえたのはこれで2件目です。
歴史のある素材なのですが、まだまだ認知度は低くて、これからの素材だと思います。
ですが、確実に普及してきている実感はあります。
東京の家具の見本市に行くと中規模メーカーがリノリウムを使った家具を出していたり、建築関係の雑誌でも住宅の仕上げ材に使っているのを見ることも増えました。
東京にアルテックの直営店ができて、実際に見て触った人もいるでしょう。

いま飲食店や、オフィスのデスクというとメラミン化粧材が使われているのがほとんどです。
傷や熱や強くて、汚れても洗剤を使って綺麗にできるからハードな使用状況には重宝します。
でも家庭で長く使うことを考えると、経年変化して、木と一緒に味わいが増すリノリウムがいいと思います。
たしかに傷やシミはできてしまいますが、それがマイナスでなく、プラスに感じれます。
そのほうが長く使っていて楽しい。

このデスクも味わいが増すことだと思います。