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2019.05.06

「一生物の家具」の鏡のような存在


GWの前代未聞の10連休も今日で終わりですね。
思えば正月休みやお盆休みより長い休みとなったわけです。

そんなGW中は主に近所の方から預かっている家具の修理をしていました。
家具の修理や再塗装や椅子の張り替えはイメージしているより高い、というのが常でして、、、
いつも相談を受けてお見積もりをすると「そんなに高いの!?」と驚かれます。
でも僕らも商売として最低限守らなければならない利益があって、そこを確保するとどうしても高くなり、心苦しいところではあります。
例えばグラグラして汚くなっている椅子を「組み直し」「再塗装」「張り替え」をすると¥26,000-〜といった具合です。

今回の修理依頼の家具はとても古いものでした。
家具の修理屋でも古道具屋でもないウチにとっては普段目にすることないほど古いものです。
おそらく戦前のものじゃないかなと思えるような木の劣化具合、加工の仕方、接着剤です。
ベンチなんかは何度も張り替えた跡あります。
よく言う「一生物の家具」というフレーズを体現しているようです。
人生80年といいいますが、30歳で買った家具を一生使うと50年使うことになるわけですが、50年使うのは簡単ではありません。
丁寧に使っていても、いくらいいものでも、所詮は人が作ったものですからガタはきます。
その都度メンテナンスしたり、難しい内容ならプロにお願いしたりしないといけません。
労力もお金もかかります。
頭には「新しいのを買った方がいいかな」という言葉がよぎることでしょう。
それでも直す。
という信念というか、直すことが普通という認識がないと一生使うことはなかなかできることではありません。

このベンチは「一生物の家具」の鏡のような存在で、僕らの作る家具もこうありたいと思いを新たにさせてくれます。