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2018.02.22

椅子張り屋さん


マジカルファニチャーのある王子公園の隣町、春日野道にいつも椅子張りをお願いしている椅子張り屋さんがあります。
80歳近くなのに元気で毎日仕事をしています。
人望も厚いようで、神戸の他の椅子張り屋さんからも慕われている、職人の鏡のような人です。

たまに行っては、おもしろい椅子の話を聞かせてくれます。
前回行った時にはベルトを使って椅子のホゾ組みをしていました。
ベルトを脚に巻きつけて、そこに棒を挟んでぐるぐると締め上げていたのです。
「脚が斜めについてるからハタガネが効かんのや」
と言っていました。

なるほど、と僕は感心していました。

技術や道具の進化は、結局は工夫の進歩だと思っています。
大昔から工夫して、改良して今の道具に繋がっています。
でもいまはメーカーが工夫して作った道具をマニュアル通りに使わせていただいているにすぎない、と思うこともたまにあります。
工夫と想像を怠ってはならないな、と初心を思い出しました。

なんか大切なものが転がっている気がして、古い作業場を見るのはおもしろいです。