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2016.09.16
感覚が尖ってくる感じ
暑い寒いも彼岸まで、とはよく言ったもので長かった今年の夏がようやく終わったように感じます。
関西は暑かった、、、。
そんな暑い夏は別注のスツールとソファをずっと作っていました。
数も私にとっては多く、合計32脚。
1脚だと10分で終わる作業も、数が多くて効率が良くなるとはいえ250分くらいかかる。
今日はこことここの加工、といった進め方になる。
ひとつひとつの作業をじっくりとこなしていると面白いことが起きてくる。
密度の差が重さの差になるので、積み重なっている木を触ったとたんに、なんとなくわかるようになる。
製材のときに反り方を見て機械にかけるのだけど、持っただけでどう反っているかわかるようになってくる。
なんでわかったんだろう、
そう思うこともたびたびあった。
熟練していくってことはこういうことなのかな、と思った。
感覚が尖ってくる感じ。