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2015.07.11
矢板貼り
マジカルファニチャーをはじめてからドアはたくさん作りました。
リノベーションなどが一般的になって、そこで使うドアは既製品ではサイズが合わなかったり、物足りなかったりするからかもしれません。
予算に合わせて無垢で組むしっかりしたのから、表面がラワンのフラッシュのドアまでいろいろです。
数をこなせば慣れてきます。
慣れてきたら応用が利くようになります。
今回製作したドアはマジカルファニチャーの勝手口のドアです。
1年半前に今の物件を借りて改装をはじめてから、変えようと思いながら後回しにしていたドアです。
「後でやろう」はなかなか腰が重くなりがちです。
蝶番やドアノブは既存のものから移してそのまま使うようにしたので、枠の方の加工はありません。
ドア自体はフラッシュのドアにしました。
そして新しい実験として表面に薄く挽いた無垢板を矢板貼り(正しくは矢羽貼り)のように貼り合わせます。
いつか旅行先で見たような曖昧な記憶を辿っての製作です。
なかなか存在感のある開けたくなるようなドアになったと思います。
今度ドアの相談がきたら提案してみようと思います。
こういう実験はたまにした方がいいですね、楽しいです。