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2026.06.23

いろんな素材を使っているね


梅雨が本気を出してきた感のある6月下旬だけど、自分の記憶にある6月ほどジメジメ蒸し蒸しの不快感はいまのところ強くない。
このまま梅雨明けといって欲しいところだけど そうもいかないだろうことは覚悟しておこう。

この数週間の間で、自分にとっては珍しいことに、マジカルファニチャーのことを知らない人に自己紹介的にウチの商品の写真を見せる機会が2度あった。
見せた感想として「いろんなものを作ってるね」「いろんな素材を使っているね」のような言葉をもらった。
こういった感想はずっと以前からで慣れているのだけど、他の人はそうではないの?という疑問が頭に浮かんできた。
自分としては大きい小さいはあれど「家具」というアイテムをおもしろおかしく楽しんで作っているだけで、家具屋としては普通のこと、と思っていたけれど、そうではないらしい。
そんなことを考えながらSNSで流れてくる他の家具屋のポストを眺めていると たしかに木だけで家具を作っている人が多い。たまに鉄を使っている人も見るけど珍しいと感じる割合だ。
石とかFRPとかを使っているのはマジカルファニチャーくらいなのかもしれない。

自分は木を加工して家具を作っているけど、「木工作家」「家具職人」という肩書きにはうっすらとした拒否感がある。
特別に木が好きということもないし、作る家具に作家や職人のように崇高な意識で向き合っていない。
木にこだわりがないから木以外の素材を使うことにも抵抗はないし、むしろ積極的に使おうとしている部分もある。
手間や材料代なんかのコストを考えながらデザインしているので作るものに作品と呼ぶのは大袈裟で、それは商品だと思っている。
商品を作って販売する家具屋としては多少のプライドを持って仕事をしている。
以前とある人に「小寺さんは家具屋なんだよ」と言われたことがあって、自分のこの柔軟さというかこだわりのなさを褒めてくれていると受け取っている。

昨年から引き続きの目標だけど、海外でも販売したい、そう思っています。
とくに石と木を合わせた商品が海を渡って欲しい。
日本的な組み合わせだし、日本人は見慣れているけど庵治石の感じは海外の人には新鮮に見えるんじゃないかな?

そんな夢の話をしていると楽しいけど、ひとまずは目先の納期の迫っている家具を粛々と製作することにしよう。




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