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2019.03.07
ポリ合板
とある宿泊施設の下駄箱を製作しました。
佇まいは普通のキャビネットですが、扉の開き方や鍵が付いているところなど宿泊施設ならではの作り方をしています。
外側はオークの突き板で、内部はポリ合板です。
汚れが付きにくくて、掃除も簡単ですし耐久力もあります。
下駄箱にはもってこいです。
一般的にはポリ合板の家具は安価で粗末な作りのものが多い、たいしたことのない家具という認識だと思います。
僕も家具の仕事を始めるまではそうでしたし、実際ホームセンターで売られているカラーボックスに代表されるように、安い家具は大抵ポリ合板が使われています。
塗装が必要ないというのもコストダウンにつながっています。
でも素材としては長所も多くて、水がかかるようなところ、今回のような下駄箱には適した材料です。
ようは使い方と使い所ということだと思います。
マジカルファニチャーでも時にポリ合板を勧めることがありますが、手抜きではないですので大丈夫です。
話は変わりますが、近所のスリランカカレー屋さんが営業を再開しました。
年度末で忙しいですがカレーを食べて乗り切ります。