これで十分なんだよね。
マジカルファニチャーでリフォームをしています。
引っ越しまでに全ての作業が終わらず、扉がついていないキャビネットがあったりリビングのドアがついていなかったりと失態をおかしていて大変恐縮していますが、素朴で気持ちのいい空間になったと思います。
通常の建売戸建や分譲マンションでは家の中の目に見えるものの素材がビニールかプラスチックなことがほとんどです。
ハウスメーカーで注文住宅として建てても床が無垢にできるくらいであまり変わりません。
汚れがつきにくい、傷がつきにくい、耐久性がある、防火性能が高い、など機能性はいいし写真で見た時の雰囲気もいいですが室内の空気が気持ち良くない、と私は思っています。
あと感触。
光もテカッと反射しているのも気になる。
その点、木目調ではない本物の木を使って、塗装した壁の部屋はそれだけで空気が気持ちいい、気がすると思っています。
光も柔らかく受け止めてくれています。
今回のリフォームの仕事は間取りはそのままで大きくは表層替え(壁紙、床、ドアなどを替えること)でした。
床はコルクタイル、壁には漆喰系の塗料を塗って、巾木や見切りなどは無垢の木、ドアも突板にしてドアレバーは真鍮、とごくごく普通の間取りの室内の素材を整えて色味を馴染ませアップデートしました。
照明もいいものを取り付け、いいものは質感が良くてオーラが違います。
それだけで気持ちのいい部屋になりました。
これで十分なんだよね。
まだ作らなければならないものがあります、引き続き製作がんばります。
