2023年7月１日 AM10時　マジカルファニチャーのオンラインストアがオープンしました。
年始から準備を進めているマジカルファニチャー２号店のECサイトです。
実店舗は現在工事中で、夏の甲子園の開幕頃にはオープンできるように侵攻しています。
こちらのリンクからサイトに行けますし、トップ画面右上にもボタンを作りました。
https://mfpresent.theshop.jp
どうぞよろしくお願いします。

オンラインストアのオープンと同時に２号店の名前も公表になりました。
屋号は『 プレゼント 』です。
記憶に残るお買い物って、なにか特別なお買い物だったりしないですか？
何かの記念とか、贈り物とか。
プレゼントって贈る自分がいて、受け取ってくれる相手がいるから成り立つもので、その関係とか選ぶ時間って大切にしたいですよね。
そんな特別なお買い物に使って欲しい店、ということでストレートにプレゼントと名付けました。

コロナ禍で一気にスピードを上げて進んだネットショッピング。
それまで抵抗のあった人も必要を迫られて利用して、その便利さで継続利用している人も多いと思います。
僕自身もコロナを警戒する家庭の雰囲気もあって利用頻度は上がりました。
便利なんだけど、何か物足りない、欲しい商品は届くんだけど、満足感が少ない。
そんなことを感じている時、コロナが少し落ち着いてきたかなというタイミングで数年ぶりの東京出張に行きました。
お世話になっている仙台の方とひょうんな流れで銀座に行って、いわゆる銀ブラをしたわけです。
何を買うわけでもなく歩いていたんですが「買い物って楽しいですね」とその方が言いました。
確かに楽しい。
リアルでものを見て触って、普段は見ないものも見ているし、出会いもある。
偶然がリアルな買い物にはあるなと、再認識しました。
初めて見るものがある、その店のフィルターを通した見せ方がある、ホスピタリティーとかも。
コロナが明けたらちゃんと店がしたいなと思いました。

そんなことを思っていたタイミングで大学の後輩がマジカルを手伝いたいと言ってくれました。
子供ができて専業主婦をしていたけど、落ち着いてきたので社会復帰したいとのこと。
こういうのはタイミングで、いろんな巡り合わせがたまたま重なる時ってあるもんです。
また借金をすることになるし、時代に逆行している物販のスタイルでの勝算は高くないと思う。
でもだからこそマジカルがやるべきだと思い決断しました。

と、長々とリアルな買い物の意義みたいなことを書いておきながら、オンラインストアもオープンさせました。
なぜ？言っていることと違うじゃない？と思って当然ですが、理由は明白、売り上げのためです。
マジカルファニチャーを10年やってきて痛感したことは「売り上げがないとしたいことができない」ということです。
基盤が安定しているから攻めることができる、売り上げがないと理想とする店づくりはできないと学びました。
実店舗のお客さんも大切に、オンラインストアのお客さんも大切に、同じウェイトで接し、満足できるお買い物体験をしていただけるように努めます。

マジカルファニチャー10年目にして、開業以来の最大の挑戦です。
出て行くお金の額と日々の製作で髪の毛抜けそうです。
なにとぞよろしくお願いします。

オーナー　小寺昌樹