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2018.08.12
杉を削る
9月に京都にオープンする和食屋さんのテーブルを作っています
暑くてまいりますが作っています。
材料はいろいろ探して見つけた智頭の杉。
柾板という上等品です。
普段の家具製作ではオークなどの輸入広葉樹材を使っているので、国産針葉樹を使うのは久しぶりです。
オークの感覚で材料を持ち上げると、軽くて少し驚きます。
柾目の板なので、機械で削るのも抵抗が軽くて、これまた少し驚きます。
そんなことで加工は身体が楽でいいのですが、ちょっとのことで傷がついたり凹んだりするので気を使います。
いつもと違う感覚が感じられて新鮮です。
板と板を接着してテーブルの天板にしています。
柾目の板の天板は杉の色味や木目が綺麗に見えて、料理が際立ちそうです。
まだまだ加工は続きますが、お店の中に並んでいる光景が楽しみですね。
暑いので油断せずに頑張ります。