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2018.07.02

綺麗な柾目で芯は紅色


先月から杉を探していました。
和食屋さんのテーブルを作って欲しいという相談をいただいて、希望は杉のテーブル。
通常、家具はナラやタモやブナなどの広葉樹で作ることがほとんどなので、杉は普段扱うことがありません。
材木屋さんも広葉樹を扱うところと、針葉樹を扱うところでは分かれていることも多いです。

さて、どうしようか、、、。
と、杉探しが始まったわけですが、これがなかなかに難儀しました。
僕は前職の時から林業関係の人から話を聞く機会があったり、実際に山に行ったりしていたので、杉はあるものだと思っていました。
あるにはあるのですが、なんというか家具材がない。
建築材はある程度の規格が決まっているので、規格の寸法で製材してしまっているし乾燥が甘い。
家具にいい材料となると、銘木屋の範疇になっていて綺麗だけど価格がすごく高い。
建築材と銘木の間がない、という印象です。

奈良吉野、京都北山、京都京北、京都美山と産地に聞いてもらいましたが、、、ない。
最後の望みと思って、鳥取智頭の森林組合に聞いてみました。
智頭の杉は以前からちょっとした縁がありまして、使っていました。
電話で話をしていても、うまく伝わらないと思ったので智頭町まで行きました。
神戸から2時間少し。そんなに遠くない。

案内してもらって、いろいろと見て回っていたら良さそうな杉を出していただきました。
智頭杉らしい綺麗な柾目で芯は紅色でした。
値段も銘木屋に比べたら現実的です。
これかな、という手応えを得ることができました。
智頭町まで行った甲斐がありました。

あとは僕の提案次第なので、まだわかりませんが、、、いいテーブルが作れそうな予感がしてきました。