もう、一月前のことですね、月日が経つのは早いです。
フィンランドの首都ヘルシンキのヘルシンキ中央駅から電車で約１時間、と車で10分ほどの距離にあるビルナスという小さな村で木工と建築の研究をされている山田さんのアトリエを訪れました。
昔は馬小屋だったという煉瓦造りの建物を改装したアトリエは、光の入り方が綺麗で、アトリエの周りには気持ちのいい森がありました。
そこで山田さんが作っている木の動物を少しだけ仕入れさせていただきました。
簡素な部材の組み合わせで動物を表現していて、これが愛嬌があっていいのです。
箱根の組み木細工のような第一印象でしたが、見るほどにシンプルなシルエットの動物がフィンランドらしさを感じさせてくれます。
それは『シンプルで木の暖かみがある』、という日本人がイメージする北欧デザインの要素が詰まっているからかもしれません。

鳥（大）¥2,600-