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ホームブログエネルギーのあるお店 - Magical Furniture
2026.04.14

エネルギーのあるお店


2026年になってから お店の内装のことでいくつか相談をいただいて提案と見積もりをしました。
で、その全てが決まりませんでした。
デザインの良し悪しは一旦置いといて、総じて「高い」からです。
たしかに安くはないけど、家具屋の金銭感覚的には少し安いかも?という程度だと私は思っている金額。
まぁ それが高いんですけども。

先日、大阪でカフェを10店舗近く経営している会社の社長さまから連絡をもらって、今あるカフェにインパクト強めのシェルフをデザインしてほしい と相談をいただきました。
要望を聞くと「お店に入ってすぐの壁にエネルギーが欲しい」とのことでした。
エネルギーという抽象的な言葉を私はすぐに理解できなかったけど、お店で少し話をしていたらだんだんとわかってきた。
なるほど、エネルギーね、と。

また別の話で、これまた関西と東京で和食の料理屋さんを数店舗経営している社長さんからメニューボードの相談を受けました。
「今使っているメニューボードでは弱いから」と石を特徴的に使ったメニューボードの提案を求められた。

この2つの話は似ている。
両者とも求めているのは引力だと私は理解している。
飲食店の成功には引力が重要な要素なんだろう。
どちらのお店も内装で手は抜いていないし、家具も凝ったものを使っている。
そしてそんなお店は賑わっている。
お客さんはエネルギーという引力に吸い寄せられているとも言える。

個人経営の小さな飲食店を独立開業すると予算は渋いのが常です。
わかります、私も独立当初は節約のためにホームセンターを巡って少しでも安く資材を調達できるように善処していました。
飲食店では味が確かなら問題ない、と考えている人も少なくない。
だからなのか、イケアやネットで安く揃えた家具や備品を店内で使っている若いお店をよく見る。
でもラーメン屋は別だけど、そういうお店は長く続いていないように思う。
いぬき物件でイケア家具が残置物であるのをたくさん見てきました
この仕事をしているからしっかりした内装のお店が目につくのかもしれないけど、流行っている人気店は内装も家具も備品も抜かりはない。

美味しいは当たり前で、プラスの何かが経営には必要なんだろうと思う。
それがエネルギーということなのかもしれない。

私はデザインと製作と見積もりをするだけで、予算は触れない立場だけど、できるならエネルギーを込めれる予算があるとありがたい。
そしたら私はいいお店が作れます。