息子に付き合う生活
お盆が終わり、蝉の声も少しおとなしくってトンボが飛び始めました。
秋も近いか、と思いたいですが今年の暑さはしぶとそうですね。
さて、我が家ことですが7月末から8月上旬まで息子が入院するということが起きていました。
数時間前まで元気だったのに、あっという間に機嫌が悪くなって夜も寝れないくらいしんどそうな状態になりました。
翌日かかりつけのクリニックで診てもらったら大きな病院に移動になって検査して入院となりました。
そのスピード感はなかなかのもので、子供の体調は急変するとはこのことかと思いました。
コロナもあって0歳児の頃は家に居ることがほとんどで、ちょっと下痢をするくらいで風邪もひくことなかった息子が、4月になって保育園に行き始め社会と接するようになったとたんよく熱を出すようになりました。
まぁこれはあるあるなので覚悟はしていましたが、まさか緊急入院をするようなことになるとは健康0歳児だった息子を思い出すと驚きでした。
で、入院生活が急に始まったんですが、小さい子の入院は保護者も付き添いが必要なんですね、24時間。
なのでいろいろ管が繋がれた息子の横で病室の硬くて狭いソファベットの上で寝泊まりする生活が始まったわけです。
幸い入院して治療の始まった息子はみるみる元気になって、4日後には病棟で1番元気なんじゃないかというくらいに狭いベットの上を動き回っていました。
でも相変わらず管は繋がれているので動くと絡まってしまうから、そに絡みを延々と解き続けるのが主な仕事みたいになっていました。
狭いソファベットの上での睡眠はとても浅くて、朝が来ると徹夜あけみたいなだるさを抱えながら出勤していました。
こんなときでも休めないのが自営業の辛いところです、納期は延びないですからね。
そんなこんなの入院生活は8日間続いて退院となりました。
久しぶりに家に帰った息子は嬉しそうでよく食べてよく寝てました、僕も久しぶりにベットで寝れました。
よかったよかったと思っていたら3日後にまた体調が悪くなって、同じようなスピード感でまた入院になりました。
こんどはECUというICUの一歩手前みたいな少しヘビーなところに入院になりました。
なので打って変わって面会時間が厳しく制限されて、息子は病院に1人で寝泊まり、我々は息子と離れて家で寝泊まりしていました。
息子が生まれて以来、息子と離れて生活したことがほとんどなくて、1年以上ぶりの息子のいない生活でした。
家の中は静かだし、ご飯も自分の分だけ用意すればいいし、朝早くに蹴られて起きることもない。
急にできた時間の使い方がわからずスポーツニュースをはしごして見るくらいしかやることがない。
息子が生まれるまで普通だった生活がこんなにも退屈なものなのかと痛感しました。
3日後、今回は早く退院できて家に連れて帰るとまた慌ただしい生活が始まりました。
よく食べてよく遊んでよく寝る息子に付き合う生活は大変だけど楽しいものです。
やっぱり息子がいる方がいいな、とぐっすり眠る寝顔を見ながら思いました。
健康が1番、しばらく入院は勘弁ですね。