ブログ
2017.02.15
人の作ったものを見るのも楽しいな
先日、東京に出張してきました。
2月と9月は様々な展示会が催されている時期で、日本中から多くのものづくりをしている人が集まってきます。
僕は木を使った家具ですが、金属、布、革、ガラス、土、食品などなど、地球には素材がたくさんあって、その素材にだけ作る人がいる。
展示会をはしごして廻ると、いつも「いろんな人がいろんなものを作っているんだなぁ」と感心します。
この展示会で見つけたいいと思ったものを、また仕入れてマジカルファニチャーで紹介しますね。
そんな展示会廻りとは別で楽しみにしていたのがデヴィッドボウイ大回顧展『DAVID BOWIE is』です。
昨年、新しいアルバムを発表直後に亡くなったスターで、グラムロックを作った人と呼ばれています。
僕はそこまでファンというわけではなかったのですが、作業中につけているラジオからはよく彼の歌が聞こえてきました。
目を輝かせて食い入るように見ている熱烈なファンの人も会場には多くいました。
一人のスターの生きた時代や生き様が感じれて、実におもしろい展覧会でした。
そんないい展覧会を見終わった余韻に浸って会場を出ると同じ建物に『建築倉庫ミュージアム』がありました。
以前から情報としては知っていて、気になっていましたが同じ場所だとは知らなかったです。
建築家は建物を建てる時、お客さんに説明するために、完成模型を作ります。
たいていの場合、建物が完成してしまったら不要になってしまう模型を集めているミュージアムです。
模型を見ると構造や力の逃がし方みたいなものが想像しやすくて、こちらもおもしろかった。
作ってばかりいるので、ジャンル問わず人の作ったものを見るのも楽しいな、と思った東京出張でした。
さてスツールを作ります。