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2016.06.24
デンマーク・コペンハーゲン
デンマーク・コペンハーゲンに行ってきました。
数々の名作と呼ばれる家具が生まれた国で、巨匠と呼ばれるデザイナー、建築家が残した仕事が見れる場所です。
家具をやっている人間でデンマークの家具に強い影響を受けた人は多いとおもいます、私もその1人。
今まで本で眺めていただけだった家具や建物を見てみたい、体感してみたいと思っていて、念願が叶ったわけです。
長い飛行時間の末に到着したデンマークは空港から「らしさ」を感じることができました。
サインや置かれているベンチ、手すりや階段など細部にまで配慮がいきとどいているな、と思いました。
そして静かだなとも思いました。
そのあとも街を歩き、建築を周り、歩きまわって、見てまわって、感じたこと。
偽物がない、ということ。
素材の素直な使い方。
大きくは2つでした。
日本では当たり前に見るフェイクマテリアルがない(ないわけではないと思うけど印象にない)
木は木だし、石は石で鉄は鉄。
メラミンもよく使われていたけど木目風や石風ではなくメラミンとして適所に使われている。
よく言う木のぬくもりとか鉄の強度などが無理なく使われている印象だった。
お店の内装も◯◯テイストみたいなのは、、なかったように思う。
今のトレンドの「荒い仕上げ」「ラフな感じ」みたいなのも少なく、あっても締めるところは締まっている。
どこを見ても本物で質がいい、それが上質で、街が上品になっているように感じた。
それがデンマークの印象です。
行ってよかった。