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2017.03.09

見えないところ


ソファを作っています。
木部の製作は終わって今は椅子張り屋さんに布を貼ってもらっています。

今回作ったソファは木の脚と土台の上に、張りぐるみのアームと背もたれがあって、そこにクッションを置くというソファです。
ソファってどうやって作ってるの?
と、聞かれることがあります。
木の下地にウレタンクッションというスポンジみたいなのを貼り付けて、それを布で包むわけですが、木の下地はまったく見えなくなります。
しっかり手間をかけて作っていても、簡単に作っていても、見た目は一緒です。
座り心地も一緒。
でも、当然その見えなくなる部分の質が価格の違いにつながっています。
布やクッション部分も、安ければ傷むのも早い。
簡単に作られているソファは下地が折れることもあります。
座った時の第一印象はよくても、1年後にはなんか違うと思うこともあるでしょう。

高いのには理由があって、安いのにも理由がある。
その違いがテーブルや椅子なんかの他の家具に比べても見えづらいのがソファと言えますね。

椅子張り屋に行くと新しいソファや古いソファのいろんな下地を見れます。
普段は見れないもんだから、楽しくて興味が湧きます。
古い凝った造りのソファを見ると、張り替えて長く使いたいと思わされます。
よく聞く「見えないところもしっかり作る」とはこういう部分なんだなと感心します。

今回のソファも張り替えて長く使って欲しいですね。