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2017.01.24

桂離宮


先日、京都の桂離宮に行きました。
家具の友人が申し込んでくれて、家具友4人で行くという遠足みたいな感じです。

予備知識がほとんどない中で訪れたので小さな驚きが多かったです。
まず、管理しているのが宮内庁だということに驚きました。
桂離宮は皇室の別荘のようなものだとは知っていましたが、いまも皇室のものとして管理されている。
だからか、日本の他の庭園や、社寺仏閣ともまるで雰囲気が違いました。
厳かというか、格式高いというか、独特な凜とした空気を感じたものです。

説明を受けて門をくぐった瞬間の感覚が、また驚きで、、、
別世界に来た、という感覚が強い。
当時のままの姿を、かたくなに維持している。
建物も庭も。

家具という仕事をしているので、建物の細かな部分が興味深く関心して見ることが多々ありましたが、庭園を廻ってふと気付いたのが、現代的なものが何もない。
見渡してもビルやマンションは見えないですし、電柱一本も見えない。
電気もないし、水やりのためのホースや水栓もない。
こういう建物には必ずありそうな消化器や防犯カメラもない。
本当に昔からあるものが、そのままある空間というのが1番の驚きでした。

皇室の建物なのに、他の国の王室に比べても簡素というかシンプルさというか、、、
日本独自の美意識が細かなディテールや遠くを見た時の景色、建物の佇まい、空を含む空間全体から感じ取れ、それを妨げるものが一切ありませんでした。

いい経験でした、楽しかったです。